「顔と風景」

企画展

「顔」と「風景」

藤波洋平 星野博美

2023年2月24日(金)~4月2日(日)

藤波洋平は、記憶や心象風景を色に置き換えて絵をを描いているように思う。共通して柔らかいフォルムと、どこかぼんやりとした表情がある。絵の中でイメージしたものを何度も探し続けているような絵なんだと思う。

星野博美は、中之条で農作業をしながら体感した季節や草花を色に置き換えて絵を描いているように思う。共通して生活の中からしか生まれてこない実直さがある。実際に触れたもののリアリティーを納得するまで繰り返した結果、出てきた色と形なんだと思う。

展示の打ち合わせをした際、藤波の描く「顔」と、星野の描く「風景」を組み合わせた空間を作ってみたいという話が彼らから提案された。何となく私の持っていた彼らの作品の馴染みの良さと合致して、その空間がスムーズにイメージができた。

粘り強い二人の取り組みが生み出す色の響き合いの空間を楽しみにしている。

企画:西島雄志/newroll